鬼子母神は、500人（一説には千人、1万人）の子を育てるだけの栄養をつけるために、人間の子を捕えて食べていました。
​
　それを見かねたお釈迦様が、彼女が最も愛していた末子のピンガラを鉢に隠しました。彼女は半狂乱となり、7日間、世界中を探し回ったが見つからず、お釈迦様に助けを求めました。
​
　そこで釈迦は、「多くの子を持ちながら一人を失っただけでお前はそれだけ嘆き悲しんでいる。それなら、ただ一人の子を失う親の苦しみはいかほどであろうか。」と諭し、鬼子母神が教えを請うと、「戒を受け、人々をおびやかすのをやめなさい、そうすればすぐにピンガラに会えるだろう」と言った。彼女が承諾し、三宝に帰依すると、釈迦は隠していた子を戻しました。
​
　そして、彼女に五戒を守り、施食によって飢えを満たすこと等を教えなした。
​
　そうして、鬼子母神は仏法の守護神となり、また、子供と安産の守り神となりました。盗難除けの守護ともされています。​​

​

「鬼子母神の天女形は天女のような姿をし、子供を1人抱き、右手には吉祥果を持つ。」という基本に、平成最後に描くということから、平成の「CoolJapan」を表現してみました。

鬼子母神は仏法の守護神となり、また、子供と安産の守り神となりました。盗難除けの守護ともされています。​​
​
　そうして、鬼子母神は仏法の守護神となり、また、子供と安産の守り神となりました。盗難除けの守護ともされています。​​